誕生 1998/5/19
三重県鈴鹿市の『谷岡 厚子』と言うブリーダーさんのところで、4人姉妹の1人として生まれた(らしい)。その後、堺のとあるホームセンターの中あるペットショップで、私たちと運命の出会いをしました。

出会い 1998/7/5
なんとなく犬が欲しいと言う気持ちはあったのですが、二人とも今まで犬を飼った事が無かったので、あまり真剣に考えていなかったのですが、ふと覗いたホームセンターの一角にあるペットショップ(その時は、ブリーダーと言う存在を知りませんでした。)で、お店の人に勧められて抱っこしたのがチロでした。おとなしく抱っこされているチロ、値段を聞いてみるとなんとバーゲン価格の6万9千円!この瞬間に、私たちの人生は180度変わっていったのです。
家族の仲間入り 1998/7/5〜
リボンをつけてもらって箱に入れられたチロはとても可愛く、まさに動くぬいぐるみそのものでした。と同時に、これからの日々におおいに不安を感じていたチロママでしたが、予感は的中しました。チロパパは子供の頃からなんとなく大型犬に憧れていたのですが、チロママは初めて飼うということもあって、抱っこの出来るような小型犬がよかったのです。私たちの家は、マンション(ペット可)なのでペットショップの人に相談したところ、「無駄吠えも無く、大人しいのでゴールデンが最適ですよ!」と言われ、その言葉を鵜呑みにしてしまったのですが、まさかあの悪夢のような日々が始まろうとは・・・。
箱入り娘 1998/7/5〜
家に来たチロは最初寂しかったのか、3日間ほどキャンキャンと泣きつづけました。知識も無く、マンション住まいの私たちは困り果てて、ペットショップの人に相談したところ、「泣くからと言って相手をすると、よけいに泣きますよ。段ボール箱の中に入れて、人の目に触れないところにおいて下さい。」と言われました。その言葉を信じるしかなかった私たちは、心を鬼にして無視をし続けました。今思えば、あの時もっと一緒にいてあげれば、もっと一緒に遊んであげればと、反省する事しきりです。親姉妹と離れ離れになって、寂しかったんだよね、チロ・・・。
お散歩デビュー!! 1998/9下旬頃
動物病院の先生の言いつけを守って3回のワクチン接種の数週間後、初めてのお散歩に出かけました。小心者のチロは、ビビってしまい全然歩けませんでした。(お散歩の楽しさを知った今では、毎日2時間くらいお散歩をしないと、全然満足してくれないみたいですが・・・。)この頃のチロは毛が短かったので、よくラブラドールに間違われていました。
育児ノイローゼ 1998/10頃
G・レトリーバーのことを盲導犬になれるくらい「かしこい」「大人しい」と思っていた私たちは、チロのあまりのやんちゃぶりに振りまわされ、チロママは育児ノイローゼ気味になりました。特に乳歯の生え変わる時期は噛みグセがひどく、二人共腕が傷だらけになりました。お散歩に行っても、リードに噛みついてくるし引っ張りまわされる、う○ちを取ろうとビニールを出すとそれに噛みついてくる、お散歩から帰ろうとすると駄々をこねてひっくり返って動かず、道行く人に変な目で見られた事などなど・・・。チロママは、何度押し倒されたことか。しつけ教室にも行きましたが、へたれのチロは嫌な事は駄々をこねてひっくり返ってストライキしてしまうので、何の役にも立ちませんでした。
コングばか!! 1999
お散歩友達の黒ラブのレイちゃんから、コング(ゴムのおもちゃ)の楽しさを教えてもらってから、チロはコング命になりました。公園に行っても、とにかく「コング投げて!!」の連続です。私たちが疲れて投げてくれないなと思ったら、他の人の目の前にコングを落として、「コング投げて!!」と強烈に目で訴えます。走り疲れたらカエルのように足を広げて地面に寝転んで、ひたすらカミカミし続けます。おかげで今までに4個のコング噛みちぎりました。(5代目の今のコングも、いつまでもつことやら・・・。)